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「捨てる」という行為

おはようございます。
本日は、内定者の松枝が投稿します。
今回は私が最近行っている「捨てる」という行為について。
つたない文章ですが、最後までどうぞお付き合いください*

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最近、やっと「捨てる」という行為が目的を持ってできるようになった。
少しずつだけど。

今まで私はちょっとだけ欲張って、ほんの少しだけ背伸びをして生きてきた。
あれもこれもやりたくて頭をつっこんで、すべて平等に平行して物事を行ってきた。
あまりにも多くのことを同時にやりすぎてた。
それにプラスして周りにいい顔をして、認められたいと思って頼まれたことはすべてやってきた。


そうする事で何が起きたか。
いろんな分野の友達ができ、たくさんの経験をさせてもらえた。
でもその変わり、あまりの量に1つ1つが中途半端になった。
1つ1つの物事に対するチカラの入れ方がすべて70%になった。
自分の能力のなさもあるとは思うが、作業をやることが目的になってることもあった。

だから、今まで経験から得られたものなんて何もなかった。

達成感、自己成長、本音を言い合える仲間。
そんなもん得られなくて、いつもあったのは「楽しかった」という言葉だけ。
ある人から見ると「充実した学生生活を送ってるヒト」だけど、またある人から見ると「ただ忙しいだけのヒト」だったと思う。

最近とうとう自分の抱えてるリュックがあまりにも重すぎて、背負えなくなって体が動かなくなった。
その時、自分の生き方を見直してみた。
そして、いろんなことをリュックの中から取り出していらないものを捨ててみた。
あきらめたわけでも、逃げたわけでもない。
多すぎる荷物に対して自分の為に「捨てる」という選択をしてみた。
優先順位をつけて「やりたいかやりたくないか」を心の中で解いて、少しずつだけど優先順位の低いものを捨てた。

そしたら1つだけわかったことがあった。

人生は選択の連続で何かを選択すると必ず何かを捨てているはずなのに、体が動かなくなる前の自分は捨てるのが怖くて「すべてを選択してる」と思ってた。
でも、やっぱり必ず何かを捨ててきてた。
すべてを選択したと思っていたことで捨ててきたことは「本当にやりたい事にかける時間・体力」だった。

捨てた事で本当にやりたいことにかけられる時間がかなり増えた。
ワクワクする時間が倍になった。
無理してかっこつけたり、八方美人になったりする時間が無駄に思えた。
友達が増える頻度は減ったけど、居心地のいい仲間と一緒にいれる時間が増えた。
「達成感、自己成長、本音を言い合える仲間」を得たと心の底から言える体験を初めてした。

体験して初めて捨てることの大切さを痛感した。

今までの生き方、今までの行動が無駄だとは思っていない。
私にとってはすべて必要な時間で他の人より少しだけ遠回りをしていただけ。
遠回りをした分、他の人が見れないものを見れたからむしろ感謝してる。

周りの人からしたら当たり前の事かもしれないこの気づきは、私にとっては人生において非常にプラスになる重要な気づきだった。
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少しずつだけどほんの少しずつだけど、松枝美華というジブンは成長し続けてる。
まだまだこれから*

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