「なんて日だ!もう嫌だ!!」
気温が35℃を軽く超えてしまう日が続くと、気付かぬうちにバイきんぐ小峠のようになってしまいる人は少なくないはずです。
気温が体温よりかなり低い冬のような場合は、皮膚からの放熱により体温を下げられるので汗はさほどかきません。
反対に体温近くまで気温が上昇しているこの時期は、皮膚からの放熱では間に合わず、汗を大量にかくことにより、気化熱を利用して体温を下げにかかっています。
クーラーに慣れてしまっている現代人は、発汗のメカニズムがバグっている可能性が高いため、体温が下がりにくいかもしれません!!
熱中症になりやすいのでご注意を!!
はい。
熱中症への注意はさておき、僕が今回のテーマに取り上げようと思っているのは、この「小峠たち」です。
ただし、ここでの小峠とは単に暑さにやられている人のみを指すわけではありません。
を小峠と定義しておきます。真面目ですよ、真面目。
イメージしづらいかもしれないので、パッと思い浮かぶ小峠たちを例として挙げてみますね。
- 小峠1号:【連日続く就職活動の面接やセミナーをこなしてしまっている小峠】
- 小峠2号:【苦手な分野の仕事をまかされた小峠】
また、苦手な人と何かするような逆境の場合も含まれます。
- 小峠3号:【怪我を負ったことで、部活に身が入らない小峠】
- 小峠4号:【失敗やアドバイスから学ばない小峠】
まだまだ小峠の種類はありますが、これらの小峠に共通する問題点として、
『向かいたい方向への成長が停滞してしまうこと』です。
何かを新しく始めた時、モチベーションは高いはずです。
「こんなことできたら最高だ!」
「俺もあんな人みたいになってやる!」
「よっしゃー!ここで一発成績挙げてやるぞー!」 などなど・・・
このようにモチベーションが高い時には、様々な方向から改善点を探そうとしたり、少しでも何かを変えようと追求したりする精神状態にあるため、新たな気付きやスキルの習得に繋がり、個々人の成長に促進されています。
ただ、マンネリ化してしまったり、逆境に立たされたことで小峠化してしまうと、追求心や負けん気は失われてしまい、いつの間にか成長は止まっていることが多いのです。
と、ここまで書くと、
ある程度、脱小峠の方法が見えて来ているかと思います。
そうです。
『初心を忘れないこと』です。
初心に。新鮮な気持ちでモチベーションの高かった頃の精神状態に戻すことです。
「なーんだそんなことか。」と思った人は多いかと思います。
ただ初心に立ち返る大切さは、誰しもが理解しているにもかかわらず、案外実行にまで持ち込めていません。そしてその威力を甘く見ています。
目の前の忙しさ故に、
「初心を思い出す時間なんて取れない!」や「後でも出来る!」
と思っていると、あなたも小峠症候群の危険性ありです。忙しいと思ってやっているその行動への追求心は失われているかもしれません。
時間なんてかからないんです。一分で良いんです。
何かを始める前に、一分間目をつむるだけです。
一分の間にすることは、
- 始めた頃の目的や決意の再考
- それに対する現状の認識
そして、最後に
感謝をすること。
自分が今、何かに夢中になれていること、仕事を与えてもらえていること。当たり前を作ってくれたり、いつも応援してくている人がいること。そして、共に頑張れる仲間がいること。
顔なんか思い出しながらやると、パワーは激増します。
「何やってんだ俺は。こんなことでモチベーションを下げてどうする!!」
「よし、思いっきり頑張ろう!!」
一分で、小峠な自分はもういません。
信じられない方も、だまされたと思ってやってみてください。
少なくともハッピーな気持ちになる自分に気付けるはずです。
ちなみにこの方法は、神戸大学サッカー部の毎日のトレーニング前に行われているものです。(*僕が考えた方法ではありません。監督です。)
長くなってしまいましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
脱小峠できる人が一人でも多くなることを祈って、今日はバイトに向かうことにします。
おっと、一分目をつむらなければ。
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