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白井の読書レビュー!

こんにちは、今回は16卒内定者で現在インターン中の白井がブログ書きます!
ちょっと遅い挨拶となりますが、いよいよ新しい年が明けましたね。
そしてもう半月が経っているなんて早いものです。
↓お正月は久々に地元の名古屋に帰り、パルクールのトレーニングをしてきました。
今話題のRICOH THETAで撮った写真です。


さて、今回はちょっと前に先輩から紹介されて読んだ本で、面白いものがあったので紹介します。それは"自分の小さな「箱」から脱出する方法"という本です。



http://www.amazon.co.jp/自分の小さな「箱」から脱出する方法-アービンジャー-インスティチュート/dp/4479791779

本にどんなことが書いてあるかというと、人々が「自分の箱に入っている」という心理状態から抜け出す機会が多くなれば、より良い人間関係・組織を築くことが出来るということです。
「箱に入っている」と呼ばれる状態をどのように改善し、どのようにして人間関係を見直していくのかがストーリー調で語られています。

物語は転職したばかりの主人公が、副社長のバドという人物と1対1の研修を受けることとなるところから始まります。主人公は転職してからこれまで、どんな部下よりも熱心に働いてきた自覚はあったのですが、研修にてバドに、開口一番「きみには問題がある」と言われるのです。主人公は「箱」に入ってしまっていると。

ではそもそも「箱」とは何を示すのでしょうか。この本では自分のことを正当化し、相手を人ではなく物だと扱う状態、つまり「自己欺瞞」と言われる状態に陥ってることを言うそうです。

つまり、以下のような状態です。
【箱の中にいる時】
・自分以外の人はいわばモノと同じだと考えている。
・悪いのは相手で自分は正しいことをしていると考えている(自分の良心を裏切っている)。

逆に、
【箱の外にいる状態】
・自分以外の人を自分と同じ様にまっとうなニーズや望みを持った人だとみている。
・人としての自分の他人への気持ちに素直でいる(自分の良心を裏切らない)

人は思っている以上に、他人からどう扱われているかに敏感であるのだそうです。だから自分をあるがままの人間として見てもらえると、頭の切れる人はさらに頭を働かせ、熱心に働く人はさらに情熱をもって仕事に打ち込むようになるのだそうです。

周囲の人たちと何かを目指すとき、良い人間関係を築くためためには、まわりの人達に対して、自分の気持ち(誰にでもある人に共感する能力)に正直になって、相手を人として扱うことが大切だと本書では書かれています(箱から抜けだすこと)。


つまるところ、人間関係というのは自分が相手にどう接するのか次第であり、それ次第でポジティブな環境を作り出すことが出来るのだと。

本には、箱という状態について、そこから抜け出す方法、それ以外にもいかに人が箱にはいりやすい存在なのかが書かれていました。
箱から抜ける時間を少しでも多くするためには、それだけ自分の良心と向き合うだけでなく、エゴと向き合う強さがいるのだと感じます。

ビジネスマンとして、ビジネススキルを身につけていくだけでなく、こういった相手の立場に立って考えるという当たり前のことも今よりレベルの高いことが出来るようにしていかなくてはと思った白井でした。

以上です!





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